新しい点眼薬

先日の緑内障の新薬の事ではなく、点眼型洗眼薬つまり目を洗う点眼薬のウェルウォッシュアイと言う製品です。ちょっと名前が長いでしょうか?英語でWellWashEyeと言う事だと思います。
ウォッシュアイだけでも良かったかな?という気もしますが、すでに登録商標されていそう。調べますと、アイウォッシュという製品はありました。
前置きが長くなりましたが、成分は「ホウ酸」で防腐剤の塩化ベンザルコニウム(BAC)無しですが、人工涙液扱いのソフトサンティアの10日までと違って1ヶ月使えるとの事です。
パンフレットを見ますと、スギ花粉程度の大きさの粒ですと2回点眼でかなり無くなる、4回でほぼ無くなる。大気汚染物質であるPM2.5ほどの小さい粒ですと、2回では無理、4回でそこそこ消失、
6回位でかなり無くなるとなってます。
参考情報としまして、スギ花粉と言うのは涙に触れると外側の厚い皮が破裂して中の抗原が溶け出す(ハッチアウトと言うそうです)、そうです。つまり、破裂しなければアレルギー反応は起きないと言う事です。ソフトサンティアは涙ほどではないですがやはり破裂する、しかしこの点眼液中ではほとんど破裂しないとあります。まあ、実際には涙で薄まってホウ酸と置き換わる訳ではないので効果の程は未知数だと思いますが、来年の花粉症シーズンに向けてこの点眼型洗眼薬がどの程度有効か、興味があります。