秋に増える虫のアレルゲン

夏の間に増えた虫の死骸によるアレルギーが秋頃に増えるという記事を以前に何かで目にした事がありました。昆虫扱いではないですが最近製薬会社の方が持ってこられたパンフレットによりますと、ハウスダストの主たる原因であるダニの数は8月でピークとなるが、ダニアレルゲン(ダニの死骸や脱皮殻、フンなどとあり)はそれから2ヶ月後の10月でピークとあります。主たる花粉症の一つのブタクサは8月・9月でピークは終わり、10月以降は主だった花粉はもうそんなにないと安心したのもつかの間、ダニアレルゲンは10月以降も多いとはダニアレルギーの方は大変だと思いました。
昆虫では、ゴキブリがアレルギー簡易検査のイムノキャップにも項目でありますが、それ以外にも蛾やハエの一種であるユスリカ(蚊に似てて、蚊柱を作るやつ)とかがアレルゲンとなるそうです(SRLウェブサイトより)。採血のアレルギー検査の項目には、蛾とこのユスリカもありますね。何と、ダニ・スギに次いで蛾が高い陽性率との事でなんか侮れない気がします。