診療関連」カテゴリーアーカイブ

ものもらいはまぶたの1番端に出来やすい?

急性のものもらい、いわゆる麦粒腫や急性霰粒腫は、小さい物は上でも下でもまぶたの1番端に出来ることが多い気がしてます。先日半日で3人ものもらいの方が来院されて、すべて端っこでした。統計をちゃんと取ってみないと確実ではありませんが、大きい物は別として小さいものもらいは端が多いのではないか、と。そんな事... 続きを読む

硝子体混濁ありの眼底検査

前に眼底写真考の所でも書きましたが、星状硝子体症といって加齢で硝子体が濁り、眼底写真を撮るとちょうど雪が降ってるみたいに写る方が来院されました。結構良くある事で、写真では眼底面(網膜面)は途中の濁りで出血の有無とかはほとんど分かりません。しかし、外来のスリットで見ると網膜面はかなり見えますので、点... 続きを読む

抗アレルギー薬ビラノア

抗アレルギー薬の内服は一般的に効果が強いと眠気の副作用も強くなると言う性質がありますが、効果もそれなりにありかつ眠くなりにくいビラノアという内服薬が2年前くらいから出てます。自分が知ったのは昨年なんですが、同じく眠くならない市販もされてますアレグラと比べてどの程度の強さなのか昨年調べてもよく分かり... 続きを読む

クリニックに1回しかかからない事について

今回の堀ちえみさんの舌癌の報道を見まして、昨年かかった歯科医師が複数回見てても口内炎以外を疑わなかったという事になるんでしょうか?舌癌と即診断はできなくても、普通の口内炎ではないと思わない物なのでしょうか?専門外なので良くわかりませんが。目も悪性腫瘍は少ないですが、自分も人ごとではなく今後気をつけ... 続きを読む

アレルギーの薬について

1月中にもう花粉症の症状が始まったと言う方が数人来院されてました。まだまだ寒くて、もう花粉症なのか、早いなと思いましたが、2月中旬の今はさすがにそこそこ来院されています。眼科は、目のアレルギー性結膜炎だけの症状ですと必ずしも抗アレルギー薬の内服は出さないのではないでしょうか? 目の症状はステロイド... 続きを読む

ジェネリックの点眼薬

昨年12月にも、緑内障点眼薬ルミガンのジェネリック薬が数社から発売されました。生物学的同等性試験免除、とあります。つまり、添加剤の種類・濃度が同じ、pH・粘度・浸透圧も先発品と近似していれば、製薬会社さんにとっては面倒臭そうなこの試験をやらないでOKらしいです。しかし、先発品がしみる・要冷所保存と... 続きを読む

眼精疲労のTV番組

地上波のテレビ番組ほとんど見ないのですが、先日夜の番組で眼精疲労・ドライアイの事を少しやってました。そちらの分野では有名な慶応大の先生が出てました。日本海側の富山県が取り上げられていて、目の乾きや眼精疲労を訴える人の割合が少ない、その秘訣は摂取してる食材にあると。日本海側だから魚かなと思ったところ... 続きを読む

ヒアレインとヒアルロン酸PF

ヒアルロン酸の先発品であるヒアレイン、元は防腐剤の塩化ベンザルコニウム(BAC)が入ってましたがしばらく前からBACフリーとなってます。 ずっと以前から、ヒアルロン酸PF(英語で防腐剤フリーという意味)という容器に工夫がしてあるBACフリー製剤がありますが、じゃあこっちのPFの方はもう必要無いのか?... 続きを読む

新しい点眼薬

先日の緑内障の新薬の事ではなく、点眼型洗眼薬つまり目を洗う点眼薬のウェルウォッシュアイと言う製品です。ちょっと名前が長いでしょうか?英語でWellWashEyeと言う事だと思います。 ウォッシュアイだけでも良かったかな?という気もしますが、すでに登録商標されていそう。調べますと、アイウォッシュとい... 続きを読む

秋の花粉症

ネットのウェザーニュースに秋の花粉症の事が出てました。自分は埼玉に来る前は10年間ほど神奈川県の海に近い平塚市に住んでおり、その頃は秋の花粉症にはあまりお目にかからなかったと記憶してます。ここ埼玉では今年も何人か10月中に秋の花粉症ありを訴える患者さんがおりました。ニュースの解説によりますと、春の... 続きを読む